Webサイトの導線設計とは?

集客をするには、一連の導線設計が必要です。
導線とは、ホームページに来てくれたお客様を最終目的地(問い合わせページや商品購入ページなど)へ導く線のことです。
ユーザーにとって「道しるべ」のようなものですね。
この導線設計がきちんと出来ていないと、いくらブログやSNSを頑張っても集客の成果には繋がりません。
それでは、なぜ導線設計が必要なのか?
ご説明します。

導線を作る理由

今は欲しい情報をインターネットで検索すると、多くの検索結果が表示されます。
お客様に見て欲しいからと記事を書いても、同じような内容の記事はたくさんあるでしょう。
そのため、ホームページだけでお客様を獲得するのは難しいので、ブログ、SNS、Youtube、広告などを使って、流入経路を広げておく必要があります。そして最終的にホームページにアクセスしてもらう。
このような方法をとっている方も多いかと思います。
しかし、お客様が欲しい情報をホームページに掲載していたとしても、サイト内の分かりづらい場所にあっては、お客様は別のサイトへ探しに行ってしまいます。
サイトの滞在時間は成約率に直結します。
お客様が欲しい情報にたどり着けるようするためには、きちんと導線を設計することが重要なのです。

導線と動線

「どうせん」には、導線と動線があります。
導線設計を行ってから、動線設計を行う。
2つの導線を意識してWebの仕組みを作っていくことが基本的な考え方です。

導線

「導線」は一般的なマーケティングの考え方です。
Webサイトなどで「どのようにユーザーに動いてほしいか」を予想して、あらかじめルートの設計を考えます。
例えば、ブログを読んでもらう→無料プレゼントに申し込んでもらう→ステップメールを読んでもらう→ランディングページで購入してもらう
という一連の流れが「導線」になります。
この流れがお客さんを購入へ導いてく線としての導線設計になります。

動線

「動線」とは、実際にユーザーが動いたルートのことを指します。
実際のユーザーの動きを把握して観察することで、現在の導線設計にどんな問題があり、どこを改善することで、よりユーザーにとって分かりやすいWebサイトになるのかが分かります。
また、ユーザの反応によってキャンペーンなどを変えていく必要があります。

導線設計のポイント

導線設計には外してはいけないポイントがあります。
では、それぞれについて詳しく説明していきます。

最終目的を明確にする

まずは導線設計を行うにあたって、Webサイトでの最終目的を明らかにしておく事が大切です。
「商品を購入して欲しい」「問い合わせをして欲しい」「メールマガジンに登録してほしい」など、最終目的はサイトによってそれぞれ異なると思います。
それぞれの目的にあった導線を作る必要があります。
例えば、商品を購入して欲しい場合は、最終的に「商品購入ボタン」に導く必要があります。
しかし、導線の最後に「メルマが登録」といったボタンを設置してしまっては、目的は達成できません。
最終目的にたどり着けるような導線を作るようにしましょう。

ユーザーを迷わせない

「商品について気になる点があるけど、詳しい説明がなく、FAQも見つけにくい」
「問い合わせをしたいけど、問い合わせボタンが見つけにくい」
など、どこに何があるのか分からないようなWebサイトでは、ユーザーはそのサイトから離れてしまう確率が高くなります。
Webサイトに訪れたユーザーを迷わせてはいけません。
分かりやすい導線設計が必要になります。

スマホでも見やすい設計に

多くの人がスマホを使っている今は、全てのユーザーがパソコンでWebサイトを閲覧している可能性は低いです。
手軽にWebサイトを閲覧出来るスマホからの訪問者も多いです。
スマホでも分かりやすい導線設計が必要であり、ユーザーにとって分かりやすくシンプルなデザインが求められます。
スマホユーザは電車の中や外出先など、少しの時間でも閲覧することがあるため、もし必要な情報にたどりつけなかったら、すぐに離脱してしまいます。
スマホからも、ユーザーが求めている目的にきちんとたどり着けるような導線設計が必要になります。

まとめ

導線設計は、一度行ったらそれで終わりではありません。
実際にユーザーがたどった動線を分析して、ユーザーが何を求めてWebサイトを訪れているのかを把握する事が重要です。
Webサイトの目的をしっかりと考え、分かりやすいナビゲーション、魅力的なランディングページを作成するなど、ポイントをしっかり押さえる事で、導線設計は良くなります。
ユーザーの動線から導線設計を見直すことを忘れないようにしましょう。

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