一人で起業すると、とにかくやることが沢山あります。
あれもこれもと全て自分でこなそうと思っていませんか?
人には得意なことと不得意なことがありますよね。
不得意なことに時間をかけて、時間を無駄にしていませんか?
時間は有限です。自分の得意ではない分野は、外部の専門家に任せて、自分の事業に集中した方が効率的です。
お金がもったいないからと全部自分でこなそうとするのではなく、時間を有効的に使うために、外部の専門家を上手に使いましょう。
例えば、ウェブサイト制作やロゴデザインを自分でやろうと思うと、かなり時間がかかり大変です。
翻訳やライティングなどもそうですね。
このような作業は、外部の専門家に任せる(外注)べきです。
今回は、外注の利用のメリットとデメリットついて紹介します。
外注のメリット
業務を効率化できる
業務の一部を外注することによって、業務の効率化を図ることができます。
例えば、起業に必要なWebサイト制作や集客用のチラシの作成などは、自分で調べながら制作することも出来ますが、時間と労力がかかります。
外注すれば、Webサイト制作に費やしていた時間を、他の業務にあてることができます。
自分の業務に集中できる
起業したての頃は、やることが多く、自分で全てをこなそうと思うととても大変です。
特に、デザイン制作や経理業務などに時間を割くのは避けたいものです。
外注に業務を委託することで、自分の業務に集中することができます。
クオリティが高いものができる
自分が苦手な分野や未経験分野を経験豊富な専門家に外注することで、業務のクオリティを高めることができます。
また、自分で対応するよりも早く完成することが多く、顧客満足度の向上にも繋がります。
外注のデメリット
情報流出の恐れがある
個人情報や機密情報などは、情報管理をきちんとしないと、外部に流出してしまう恐れがあります。
お客様の個人情報が外注先から流出した場合、責任は外注先だけでなく発注者にもあります。そうなると、社会的信用も失うことになりかねません。
外注先のセキュリティ対策の確認はきちんとしておきましょう。
できれば、情報共有は必要最低限にしておくことをオススメします。
ノウハウを蓄積できない
外注に出すと、その業務に関するノウハウを蓄積できないこともデメリットとしてあげられます。
外注先を変更した場合、自分に知識や経験がないと、新しい外注先にうまく引き継ぎが出来ない可能性もあります。
外注先に任せっきりにするのではなく、「実務は外注先、管理は自分」という意識を持つようにしましょう。
外注に出すときのコツ
業務を外注に依頼する時には、円滑なコミュニケーションが重要です。
どのようなことに注意すればよいのか、外注に出すときのコツをいくつかご紹介します。
明確な指示を出す
外注先に依頼を出す時には、明確で具体的な指示を出すようにしましょう。
社内だと、その都度状況を確認し、細かな修正をすることができます。
しかし、外注の場合は、指示が曖昧だと、思っていたのと違う結果になったり、指示内容の確認に時間を取られてしまったりします。
また、業務上のやりとりはメールなど書面で残しておくことが大切です。
定期的にコミュニケーションをとる
長期に渡る契約の場合、外注先とは定期的にコミュニケーションをとる機会を設けることが大切です。
メールのやりとりだけでなく、Zoomなどのビデオ通話などを利用してコミュニケーションを取っておくことが好ましいです。
依頼した業務の進捗状況などを共有することで、スムーズに依頼した業務を進めることができます。
オススメの外注先
外注に依頼したいけど、「どこに申し込んでいいのか分からない」という方のために、Webから申し込むことができるサービスをいくつかご紹介しておきます。
クラウドワークス
事務作業からデザイン制作まで、多くの外注先を見つけることができます。
ランサーズ
ライティングを外注したい時にオススメです。
コンサルティング業務などもあります。
ココナラ
上記2つのサービスとあまり変わりませんが、特徴としては特定のスキルを持つ1名に外注したい場合にオススメです。
まとめ
起業したての方にとって、専門業務を依頼できる外注先は、心強い味方です。
起業したてはやることが沢山あるので、外注に依頼することで、自分の業務に集中することができ、ビジネスの展開を早めることができます。
ある程度コストはかかりますが、それ以上にリターンは大きいです。
是非、外注の専門家の利用を検討してみてください。